日本のガラスの歴史は古くは弥生時代の遺跡から装飾品、祈念の道具として使われてきました。しかし、江戸時代の贅沢禁止令によりガラス細工自体も禁止となり明治時代に再上陸するまで行われていませんでした。
そのために技術の伝承がとぎれてしましたが、明治時代に再上陸したガラス細工は、ここ和泉市の地において地場産業として発展してきました。
このガラス細工は、ランプワークという技法で、明治時代「神山喜代松(かみやまきよまつ)」という職人が硝子の色玉を手がけたことから始まったといわれています。
以来戦前・戦後を通して真珠や珊瑚のイミテーション作りから、ガラス玉やトンボ玉、ルームアクセサリー(動物や人形)作りとして発展してきました。
母体となっている井阪硝子製作所は大正10年創業しヨーロッパ、アメリカ向けにガラス動物や玉を作ってまいりました。オイルショック後国内への販売にも力を入れ、輸出業務と2本立てで本日に至ります。
国内の販路拡大のため直販部門としての法人「株式会社井阪硝子」を設立、また「Isaka Glass Works Online Shop」を開設しました。
和泉市のガラスの特徴である軟質硝子2種類(鉛入り、鉛なし)を使用し、職人が長年の手先の感覚を頼りにひとつひとつ作りあげていく硝子細工は、大きさも表情も少しずつ違っており、手作りならではの味と、ガラス細工でありながら暖かみのあるのが特徴です。
また、ガラス珠、トンボ玉は「Japanese Lamp Beads」としてヨーロッパ、アメリカなどで親しまれています。
店舗名 | 井阪硝子製作所 |
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代表者 | 井阪 浩明 |
所在地 | 〒594-0002 大阪府和泉市上町689 |
TEL | 0725-41-0145 |
FAX | 0725-43-0261 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 土曜日・日曜日・祝日 |
アクセス | JR「北信太駅」より徒歩で8分 |
駐車場 | 有り(4台) |